与える方が先という法則
- 2011.01.26 Wednesday
- 23:30
昨日ある方から質問をもらいました。
なぜか私の中にもやもやした違和感がありました。
引っ越しをしたら凶方だったというケースなのですが
「それをなしにする方法が無いですか?」
「言われた方位はあまり行きたくないので
職場に近いこっちでは行けませんか?」
など
数々の
「楽をして幸せになれる方法はないでしょうか?」という
エゴから寄せられるメッセージだったからだと気がつきました。
相手のエゴに触れると
こちらもエゴが発動します。
それをじっと観察し・・・
しばらく自分のその感情の正体を見つめました。
「何の代償も払わずに成長できると思っているの?」
という私のエゴが見えたのですね。
(エゴは見つかると働けなくなります)
何かを得ようと思ったら
何も失わずに得られるものはないという原則
それを知らないでもがいてしまいます。
暖炉の火を燃やそうと思ったら
この薪をくべねばなりません。
与える方が先なのです。
お金が入ったらやりますという昨日のブログもそうなのですが
お金が入ったら事務所借りますみたいなもので
事務所借りないとお金入って来ないでしょう?と
発想が逆なのですよね。
IKEAで新しい家具を買っても
今使っている古い家具を出さないと
入れるスペースが無いように・・・
出すことの方が先なのです。
出入り口というように・・・・
呼吸というように・・・・
出す方が先なのです。
せっかく食べたのに・・・
もったいないから出したくないと我慢したら便秘になります。
なぜ良い流れを作ろうとしないのか・・・
人は貯めよう貯めようと して手放すのを恐れます。
今に生きられず将来の不安で
なんでも手元に置いておきたがります。
入ってくることばかり考えて
どう出て行かせるかを先に考えていません。
お金持ちは逆で
こういうことに使いたいが先にあるので
入ってきます。
どうしたら入ってくるかもちゃんと計画を建てます。
今を生きるというと
将来のことを考えないことと勘違いしてしまったりしますが
計画というのは今やっていることなので
未来を生きていることにはなりません。
めんどくさい・・・
楽をしたい…
この思いがエゴの正体です。
アガスティアの葉を開けたりして
使命がわかると
そんなとてつもないこと・・・できない・・・
めんどくさい
という思いがやってきます。
五億円の豪邸に住むことができますと書いてあったとします
(そんなこと書いてないけどね。)
それだけ広い家の掃除もすることになるようなものです。
メンテナンスも大変で
泥棒に入られやしないかとの防犯の心配もできます。
幸せになるのにはそれと同じ大きさの負もついてきます。
それでもやるんだ!
と思えるほど今を変えたいという決意が
あるかどうかですよね。
そういうことを
改めて気がつかせていただきました。
ありがとう